保育・育児の医療手当・給付金

未熟児養育医療の給付

 母子保健法に基づき、養育のため病院又は診療所に入院することが必要な未熟児に対し、その養育に必要な医療費入院給食費が給付されます。
 生まれた時の体重が2000グラム以下か、呼吸機能や循環機能などに問題のある未熟児が、指定された病院で治療を受けた場合に、その医療費の自己負担分と入院給食費が援助されます。
 未熟児養育医療費は、所得に応じて援助する市町村と、所得にかかわらず全額援助するところがあり、生活保護世帯は全額援助されます。
 窓口は保健所で、申請書には医師の記入捺印が必要です。未熟児養育医療給付の申請が認められると、医療券が発行され、それを持って病院へ行きます。

保育・育児情報の提供と両立支援セミナー

 (財)21世紀職業財団では、電話で子どもの預け先など地域の認可保育所や無認可保育所、ベビーシッター会社や行政の窓口などの保育・育児情報や、家事代行業者や介護関係の情報を無料で提供してくれるフレーフレーテレフォンを実施している機関です。
セミナーは保育・育児または介護を行う可能性のある男女の労働者となっています。セミナーの内容は仕事と保育・育児、仕事と介護に分かれており、両立に役立つ法律や制度、生活上の工夫などの講義やビデオ視聴、体験者の話などです。
 受講料は無料、問い合わせは各地方事務所です。

◆フレーフレーテレフォン
 月曜日~金曜日(祝日を除く)9:30~16:30